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2020.3.2オンライン医療事業
【新型コロナウイルス感染症の流行への対応その2】 オンライン診療後、医療機関から薬局への処方箋送付システムを超短期開発/ FAX等での処方箋共有をよりスムーズに実施できるサービス
2020年3月2日、オンライン診療サービス「curon(クロン)」(以下、クロン)を開発・運営する株式会社MICIN(以下、MICIN)は、新型コロナウイルス感染症が流行する現状及び、2020年2月28日付けで発出された厚生労働省からの事務連絡「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取扱いについて」(以下、本事務連絡)を受け、クロンを利用する医療機関が、薬局に共有する際の事務手続きを効率化する機能を、クロン上に追加開発致しました。
このサービスにより、医療機関はクロン上から処方箋データをアップロードし、薬局を選択すれば当該データをクロン上から送信することが可能となります。
医療機関が利用するクロン上に新たに搭載する機能は下記の3点です。
・処方箋データをアップロードする機能
・医療機関が紙の処方箋をスマートフォンのカメラで撮影しアップロードする機能
・医療機関が選択した薬局宛にワンクリックでFAXを送信できる機能
本追加機能について、まずはクロンを導入している医療機関と、その医療機関と接点のある薬局を中心にサービス提供を開始致します。MICINは薬局がオンライン服薬指導・フォローアップを実施するにあたり求められる機能(決済・配送等)を、本年3月下旬以降に順次拡張していく予定です。
■本サービスのご利用について
ご登録を以下より受け付けております。
※薬局の方 こちら
※医療機関の方 こちら
■機能開発の背景
本事務連絡には、医療機関が発行した処方箋を患者同意のもとで薬局にFAX等で共有し、薬局薬剤師は電話または情報通信機器を用いて服薬指導し、処方する医薬品は患者に確実に届く方法にて渡すことなどが示されております。
上記に示されたフローに対応するためには、
・医療機関から薬局に患者情報を渡す必要がある
・医療機関が一度印刷した処方箋を、FAXで薬局宛に送信する
・薬局が医療機関に保管された処方箋を、後日取得する
等、普段とは異なる事務作業が医療機関、薬局ともに発生します。
新型コロナウイルス感染症流行下において、非日常的な対応が医療機関・薬局に多く求められる中、クロンの機能拡充等により、少しでも医療機関・薬局の負担を減らせるよう、MICINは今後もサービス開発を進めて参る所存です。
■新型コロナウイルス感染症関連・特設ページ
・患者向けページ:https://curon.co/covid19/ (2020年2月28日公開)
・医療機関向けページ:https://curon.co/covid19clinic/ (2020年3月2日公開)
■新型コロナウイルス感染症流行下の対応に関する、これまでの対応状況
https://micin.jp/news/1803