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遠隔診療で受診を後押し　肥満症患者向けのオンライン診療12/8本格スタート　～オビなび・スリマル共に開設で、保険診療・自由診療の両ニーズに対応～

株式会社 MICIN（本社：東京都千代田区、代表取締役 CEO：原聖吾、以下 MICIN）は、12月8日に肥満症患者向けのオンライン診療サービス「オビなび」と「スリマル」を本格的に開始しました。肥満症の専門医などと治療対象者をオンライン診療でつなぎ、肥満症の治療に取り組みやすい環境を提供します。「オビなび」は肥満症の治療に関するナビサイトとして肥満症治療に興味を持った患者に肥満症治療における保険診療及び自由診療の情報をご案内します。また、その上で自由診療をご希望の治療対象者に対しては「スリマル」をご案内し、肥満症治療をサポートします。投薬治療の前に原則6か月間の生活習慣改善指導（食事指導、運動療法）から始める保険診療だけでなく、治療開始時から生活習慣改善指導と投薬治療を並行して行う自由診療の2つの窓口を設けることで、治療対象者のニーズに応えます。
日本肥満学会が作成した「肥満症診療ガイドライン2022」では、肥満症の発症は遺伝のほか、生育や発達、社会的要因など様々な要因が関係しているとされており_※1、適切な肥満症治療にアクセスできていない方が多くいます。MICINは、2016年から約10年にわたりオンライン診療サービス「curon(クロン)」を手掛けてきました。約7000の医療機関と連携してきた自社の強みを活かして、肥満症専門医などと患者をつなぎ、治療を開始・継続しやすい環境づくりを目指します。
※1: 肥満症診療ガイドライン2022　第1章　「肥満症治療と日本肥満学会が目指すもの」より

■保険診療と自由診療の2つの窓口を設ける理由

保険診療での肥満症治療薬を用いた治療では投薬を行う前に、減量に向けて食事や運動などの生活習慣改善指導を6か月間受けることが原則です。この期間に改善が見られなかった場合に限り、投薬治療の必要性が医師により判断されます。一方、最初の6か月間に、減量が進まないなどの理由で治療意欲が薄れ、治療を中断する人もいることから、治療開始から生活習慣改善指導と並行して投薬治療を行う自由診療の窓口を設けました。自由診療開始後6か月の間に薬の作用で減量が期待できるため、患者は目標体重に近づきながら、医師の指導の下 生活習慣の改善や健康づくりに取り組むことができます。

■「オビなび」とは URL： https://obesity-navi.com/

■「スリマル」とは　URL：https://slimaru.jp/

■肥満と肥満症の違い

肥満と肥満症は医学的に異なります。肥満は「太っている状態」を指しており、疾患名ではありません。日本では肥満度を示す指数のBMIが25以上※3の人が肥満に分類されます。肥満症は、BMIが25以上の人で、下記11種の健康障害が1つ以上あるか、健康障害を起こしやすい内臓脂肪蓄積がある場合を指します。肥満症は治療対象です。

≪11の健康障害≫
① 耐糖機能障害（2型糖尿病・耐糖機能異常など）
② 脂質異常症
③ 高血圧
④ 高尿酸血症・痛風
⑤ 冠動脈疾患
⑥ 脳梗塞・一過性脳虚血発作
⑦ 非アルコール性脂肪性肝疾患
⑧ 月経異常・女性不妊
⑨ 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
⑩ 運動器疾患（変形性関節症：膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症）
⑪ 肥満関連腎臓病

※3:BMI計算式：体重kg ÷ (身長m)2

【MICIN について】
会社名：株式会社 MICIN
所在地：東京都港区西新橋三丁目3番1号　KDX西新橋ビル4階
設立：2015 年 11 月 26 日
代表者：代表取締役 原 聖吾
事業内容：オンライン医療事業、臨床開発デジタルソリューション事業、デジタルセラピューティクス事業、 保険事業 等
会社 URL：https://micin.jp/