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2024.2.5デジタルセラピューティクス事業
MICINが、過敏性腸症候群患者の症状を改善するため、東京大学、東北大学大学院医学系研究科、東北労災病院と認知行動療法を用いる治療用アプリ開発に関する探索的臨床研究を開始
株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:原聖吾、以下 MICIN)は、国立大学法人東京大学(医学部附属病院 心療内科 吉内一浩 准教授、山崎允宏 助教、野原伸展 助教)、国立大学法人東北大学大学院医学系研究科心療内科学分野(福土審 教授)、東北労災病院(心療内科 副部長 町田知美)と過敏性腸症候群患者の症状改善を目指し、認知行動療法の技法の一つである暴露療法*1を含む治療用アプリを用いた探索的臨床研究を開始します。
これまで、MICINと東京大学と東北大学大学院医学系研究科は、過敏性腸症候群の治療用アプリの開発に向けた共同研究を進めてまいりました。*2
今回、これまでの研究結果をもとに開発した治療用アプリを利用し、東京大学医学部附属病院、東北大学病院、東北労災病院で過敏性腸症候群の治療を受ける患者に対し、探索的な臨床研究を開始します。具体的には、過敏性腸症候群の重症度やQOLの改善、アプリ利用のアドヒアランス、使用性の評価を行います。
このアプリは、暴露療法を含む認知行動療法をセルフで行える機能、過敏性腸症候群に関連する症状の記録を行う機能が搭載されています。これらにより、症状の改善効果の検証を行います。
今回の共同研究を通じて、過敏性腸症候群患者向けの認知行動療法を用いた治療用アプリの更なる改良や開発を進めてまいります。*1:不安の原因になる刺激に段階的に触れることで、不安を消していく方法
*2:2021.9.27プレスリリース https://micin.jp/news/5557