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  • 2020.10.14オンライン医療事業

    MICIN社、日本ベクトン・ディッキンソン社、 メディカルユアーズ社 、オンライン服薬指導後の「非接触型・処方薬受け取り」実証実験を開始

    株式会社MICIN(マイシン、本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下MICIN)、日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿知波 達雄、以下日本BD)、および 株式会社メディカルユアーズ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:渡部 正之、以下メディカルユアーズ)は、オンライン服薬指導実施後、患者が宅配費用の負担無く、好きな時間に処方薬を受領するための新たな方法を提示する実証実験を開始しました。

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    今回の実証実験は株式会社メディカルユアーズが運営する梅田薬局(所在地:大阪府大阪市北区、代表取締役:渡部正之)にて、MICINが提供するオンライン服薬指導システム「curon(クロン)お薬サポート」と、日本BDが提供する薬剤受取ターミナル「BD Rowa™ ピックアップターミナル」を用いて実施いたします。実証実験の期間は、本日より2020年12月末までの約3か月間を予定しております。

    梅田薬局にて「curonお薬サポート」でオンライン服薬指導を受けた患者は、自身のスマートフォンのショートメールに、「BD Rowa™ ピックアップターミナル」での薬剤受け取りに必要な情報が届きます。薬局に設置された機器にスマートフォンをかざすことで、自身の処方薬の受け取りが可能となります。

    お薬受け取り

    2020年9月1日に改正薬機法が施行されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症流行下における時限的・特例的措置が終了した後も、オンライン診療を受けた患者は薬局での服薬指導もオンラインにて受けることが可能となりました。

    オンライン服薬指導はビデオ通話により負担も少なく、都合の良い時間・場所にて受けることが可能となりましたが、しばしば処方薬の宅配・郵送費用が一定かかることが負担となるとの声があがっておりました。
    ピックアップターミナルを利用すれば宅配費用はかからず、患者が好きな時間に非接触で薬を受け取れます。服薬指導の当日に受け取ることもでき、かつ、対面での薬の受け渡しと遜色ないリスクで患者に正しく処方された薬が届く方法として、薬局に近接する場所に設置された薬剤受け取りターミナルの活用が有効であることから、今回の実証実験を開始致しました。

    梅田薬局は、2019年3月1日の開局時より、日本BD社の「BD Rowa™ 自動入庫払出システム」とICT(医療情報連携基盤)を連動させることにより調剤ミスゼロ・待ち時間ゼロを実現するスマート調剤室を開発し、対面で服薬指導を受ける患者に対し革新的なサービスを提供してきました。オンライン服薬指導に利用できる「curonお薬サポート」を2020年10月1日より導入し、かつ、すでに導入されていた「BD Rowa™ ピックアップターミナル」を併せて活用できる体制を構築することで、オンラインで服薬指導を受ける患者にも、より便利に感じていただける仕組みの提供が可能となりました。

    今回の取り組みについて、メディカルユアーズの代表取締役・渡部正之氏は次のように述べています。「弊社はロボティクスとICTを活用することで、医療事故の撲滅と待ち時間の解消に挑戦し、大きな成果をあげました。今回はさらにアプリケーション(オンライン服薬指導システム)を活用することにより、コロナ禍における感染リスクゼロ薬局の実現に挑戦します。」

    なお、今後は実証実験の結果を踏まえ、「curon(クロン)お薬サポート」と「BD Rowa™ ピックアップターミナル」のシステム連携や、梅田薬局以外の薬局へのサービス提供も行っていくことを検討します。

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